いきなりですが、
読んだり見たりしたものの感想、専用ページを造っていましたがこちらに記すことにしました。
と、いうわけでカテゴリー追加です。(^^;)
先ほど「模倣犯」読み終わりました~!
上下巻ハードカバーで読んだんですが…。
上巻は第二部が非常に腹立たしく胸糞悪く(口悪い)ずるずるながなが3週間かかりました;
が、下巻は5時間で読み終わるという私的にはとんでもないスピード。(各巻約700ページ)
達成感あります…。
まあそれはそれとして、色々と考えさせられることが多かったです。
連続殺人事件を犠牲者・犯人・犠牲者の家族・犯人の家族・警察・ルポライター・第一発見者。
さまざまな人物からスポットを当てたストーリー展開で、
他の方のレビューでもありましたが重厚で深みのある大作でした。
ストーリーと共に一喜一憂、というより一憂一憂…(苦笑)
悲しくなって、辛くなって、腹が立って、不安になりました。
そんななか、ふと色々なことを考えさせられます。
日頃新聞やテレビで数々の凶悪事件が報じられますが…。
一つひとつの事件にどれだけ多くの人が人生を狂わせるほどの悲劇を与えられたのか。
「またか」と一切の他人事として捕らえてしまっている自分自身にも警鐘を鳴らされたように感じました。
でもこういう事件、本当にいつ自分の身にも起こるかしれないんですよね…。
生活の中で警戒心を過剰に強める必要はない、だけど「自分は絶対に大丈夫」という考えは身を滅ぼす。
平穏に一生を終えることはもしかししなくても、
とんでもないほどの幸福であり幸運なのだなとも思います。
ただたった一つ必ず自分の意思で出来ることはあります。
加害者にならないこと。
それだけはきっとできます。一生そうであれるように。
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